愛する動物たちのための、安心安全な新しい自然療法=ジェモセラピー ジェモセラピーは、解毒を目的として1950年にベルギーで研究が始まり、1971年にフランスで臨床結果が発表され医療テクニックとして確立されて現代に至るまで、欧州医学界で人間医療の過程で活用されています。
発芽から新芽に伸びていくときに、最大のパワーを発揮する種子には、活力(エネルギー)が凝縮して詰め込まれ、栄養の宝庫となっています。そのエッセンスがジェモセラピーです。
ジェモセラピーはエネルギーブロックを起こした臓器の気の流れを刺激して、有害物質を対外に排出することに役立ちます。動物たちは全身の代謝が良くなりストレスが解消されることで、身体の不調が改善され元気を取り戻します。
ジェモセラピーは、様々な症状・年齢・動物種に対応しており、犬・猫・動物園動物にまで用いることができます。大きな利点として、内科療法あるいは化学療法を行っている薬剤投与の選択が難しい症例に対しても安心して使えます。ジェモセラピーは水に入れても抵抗なく飲めるので、投与が非常に簡単で、飼い主の負担も軽減でき、無理なく継続できる自然療法です。
ジェモセラピーはフィトセラピー、アロマセラピー、ホメオパシー、鍼灸治療など各種自然療法や現代西洋医学と組み合わせることで、各種療法をより効果的にすることが実証されており、身体が素直に反応を示すので即効性を実感しやすいという特徴もあり、動物の代替・補完医療として活用されています。
●著者、監修者について
スティーブン・R・ブレイク(Stephen Reeve Blake)
獣医師。米国カリフォルニア州在住。30年以上の動物代替療法の研究と実践を基に、ジェモセラピーによるペットの健康管理にいち早く注目。ジェモセラピーの普及に尽力している。
鷲巣 誠(わしず まこと)
獣医師、PhD(U.C.Davis)、日本獣医小動物設立専門医。アニマルウエルネスセンター 顧問。元岐阜大学教授。一般社団法人比較統合医療学会理事。