どんな食材でも採取された時から下記の理由で腐り始めています。
1.食材に付着した残留農薬、ワックス、着色剤、等の有害物質が酸化
2.食べ物の上で雑菌(大腸菌や黄色ブドウ球菌他)や真菌(カビ)が繁殖した
3.食べ物の中の油脂が酸化した。等
これらの菌はそれ自体さほど危険な物ではありませんが、爆発的に増殖すると、ある種の毒素を出します。
この毒素が非常に危険な物質で、食べると食中毒の原因になります。
もちろん、大腸菌の一種のO-157のように、中には菌そのものが危険な病原性の菌もあります。
一方、細菌や真菌に寄らない、もう一つの「腐る」形として、油脂の酸化があります。もちろん、すぐにではなく、一定の時間をかけて徐々に酸化していく訳ですが、紫外線を浴びたり、高温にさらされると、酸化のスピードが飛躍的に速くなります。
食材そのものに含まれる油脂分も、時間がたてば酸化します。