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犬の栄養と食事
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Vol.02 体調不良/病気の犬の食事
治療するよりも予防することのほうがもちろん望ましい(し、経費も安い)のですが、どの飼い主もこのようなリスクは常に考えておかなければなりません。この場合、最初に頭に浮かぶのが、「どうやったら病気だと気がつくのか?」という質問でしょう。こたえは難しく一概には言えません。それぞれの病気は症状が異なるからです。外的な傷であれば一目瞭然なのですが、炎症や内臓の異常になってくると気付くのも難しくなります。
基本的に犬の場合は、以下の症状によって体調不良や病気の可能性を考えることが出来ます。

a) ふだんと違う様子、食欲の変化、元気のなさ
b) 艶と輝きのない毛並み、換毛期以外での脱毛
c) 落ち着きの無さ、理由のない息切れ
d) 目に輝きがない、充血している、目ヤニが出るもしくは涙目
e) ふだんよりも高い熱、脈の変化
f) 異常な量の水分補給
g) ケガが見られないのに痛がる、ぎこちない歩行
h) 呼吸困難、舌の色が悪い

こういった場合、すぐに獣医の診断が必要です。緊急時に診てもらえる獣医さんを見つけておき、お休みなども確認しておきましょう。

・一般的に言えること
どの愛犬家も、自分の愛犬が不調の場合、普段以上に気を遣います。つまり、病気の時用の食事を与えようとするのです。この場合でも、「量より質」です。(獣医が特別な食事制限をした場合は別です。) ブドウ糖、やぎミルク、生肉もしくは肉エキス、骨髄や細かく刻んだ果物や野菜は病気の場合の基礎の食事になります。

・生活環境が悪い場合
犬は汚染された環境や、悪い環境には人間よりも影響を受けてしまいます。食事の中の防腐剤や排気ガスなどは内臓や新陳代謝に負担を与えます。自然の中で吸収してきた要素が見つけられなくなってしまうと言うことです。
体調不良の多くのケースは、栄養を補う事でバランスを取り戻します。もちろんその前提となるのは、基本の食事が正しく、しっかり与えられていることです。全体の食生活のバランスが取れていないといけません。

・被毛や皮膚の状態が悪い時
サーモンオイルは動物の体組織に「火をつける」ような成分なので、非常に経済的で高い効果が得られます。また、オーシャンケルプと合わせてお使い頂くとより効果的です。

・体臭が気になる時
リーフプラズマには、クロロフィルム成分による脱臭効果があります。

・落ち着きがない場合
旅行や車での移動、ドック・ショーの前や飼い主が変わる時などにもどうぞ。
リラクゼーション・サプリメントは不足している栄養素を自然な形で補います。ふだんから本製品を与えられている犬は物静かで本来の性格を持ち、落ち着いています。

・ノミ・ダニ問題、寄生虫予防
ペッツ・ガーリックで効果的な予防ができます。効果を得るためには、シーズンまでに体内に十分にガーリックの成分を有しているように、すでに3月末/4月上旬から食事に混ぜると特によいでしょう。 ダニがついてしまった場合は、ダニ用ピンセットなどで頭が体内に残らないように注意しなが取り除きます。

・膀胱や腎臓の不調
予防のために、カウチグラス・マシュマロウブレンドを食事に混ぜます。本製品は野生植物からできているサプリメントです。
野生植物として知られているカウチグラスが主な成分となっています。愛犬たちがこの草を好んで食べるのは本能によるものと思われます。おそらく食後にとることで快適な効果があるのでしょう。カウチグラスが人間の膀胱や腎臓などの泌尿器管の不調時に使われているのは有名です。

・消化器官の不調
スリッパリーエルムマシュマロウプラスは定期的に与えることで理想の効果を得ることが出来ます。同時に十分な運動を行うように注意しましょう。

・食欲不振
ダンデライオンイエロードックは、特に食の細い愛犬や栄養吸収が悪い愛犬に効果があります。ハーブ酵母食品は全身を活性化するのです。


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